I-O DATAの外付けHDD HDC-LA4.0 を分解する
USB 3.0/2.0接続 外付ハードディスク 4.0TB HDC-LA4.0 を購入しました。これを分解して、内蔵のHDDとして使いたいと思います。
また、HDC-LA シリーズは、HDCL-UT シリーズと同じです。こちらは、無機質なパッケージの FFP(フラストレーションフリーパッケージ)といわれるものです。
分解から見たい場合はこちらからどうぞ。
分解する前に
まずは分解する前に、PCにつないで動作確認しておきます。分解したあと動かない、なんてことになったら保証してくれないかもしれないので。
USB3.0でPCに接続しました。とりあえず CrystalDiskInfo で確認。
中身は Western Digital の WD40EZRZ のようです。ビンゴ。ほかのレビューと同じでひと安心。
正常に認識されて、中身のHDDの確認が取れました。つぎは、HDDの診断をします。ここでは、Western Digital Data Lifeguard Diagnostic for Windows(DlgDiag) を使います。
上から順番に行っていきます。
QUICK TESTは数分で終わります。EXTENDED TESTとWRITE ZEROSにはそれぞれ8時間ほどかかりました。
このテスト中に、HDDの温度は45度まで上がりました。あくまでもSMARTによるものであって、実際の表面温度とは異なります。
ただ、HDDに長時間書き込み続けるような用途では、注意が必要かもしれません。
いざ分解
無事にテストも通ったので、分解していきます。
一般的には、分解することによって保証が受けられなくなります。
1. 本体の大きなネジを外します。
ねじ径はM2.5 です。
2. 本体カバーをスライドします。箱の反対側を持つと外しやすいかもしれません。
3. インジケータLEDを取り外しました。
4. HDDが固定されている金属ごとスライドさせます。
5. HDDを固定しているネジを外します。ねじ径はM3.5でした。
6. 変換基板を取り外します。硬めなので端子を破損しないように注意。
7. 分解終了。お疲れ様でした。
おわりに
執筆時点では一食分のランチくらいの値上げがされていますが、個人的には買いだと思います。もちろん中身の保証はできませんが。
今現在、円安傾向によってPCパーツの価格は上がっています。そのなか、この外付けHDDは中身の値段より安いのです。また、外付けケースがついてくると考えれば、かなりお得でした。あとは、外付けするよりも内蔵したほうが信頼がおけることでしょうか。
外付けケースとしてたまに使ってますがファンレスはつらい。
参考文献
中身がWestern DigitalかSeagateであるかはあくまでも博打です。当記事はそれを保証しません。ご自身にてご判断ください。
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価格.com - 『チョット前のモデルですが、性能〇、お手頃感◎』 IODATA HDC-LA4.0 [ブラック] taka-kakakuさんのレビュー評価・評判
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細かい配慮の行き届いた製品 - IODATA HDC-LA3.0 USB 3.0/2.0対応超高速外付ハードディスク 3.0TBのレビュー | ジグソー | レビューメディア
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